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2024/08/21

MacOSの大容量ディスクフォーマットは遅い

 MacOSで、大容量ディスクをフォーマットする時、Windowsのようなクイックフォーマット機能がないので、非常に時間が掛かる。

プログレスバーも表示されないので、ただひたすら待つ事になる。

ATTO Xtendで、NetGearのNASをiSCSIで利用しているが、500GB位のサイズのLUNをAPFSフォーマットするくらいなら、時間もそこそこで終わるけれど、1TB以上になると半日経っても終わらない。

そこで、見つけた裏技は次のような方法である。

  1. まずは、小さめの200GB位のボリュームサイズでLUNを作成。
  2. iSCSIターゲットをMacから接続(Login)する。
  3. ディスクは初期化されていないので、初期化するかという問い合わせダイアログが表示されるので、初期化を選択。
  4. ディスクユーティリティが立ち上がるので、任意のボリューム名でAPFSフォーマットする。
  5. フォーマットが完了すると、マウントされるのでアンマウント(取り外し)。
  6. iSCSIターゲットからも切断(Logout)。
  7. NASの管理画面を開き、LUNサイズを変更(増加)。例えば、200GBのLUNを3TBサイズに変更。
  8. 再び、iSCSIターゲットをMacから接続。
  9. ディスクユーティリティを開き、対象のディスクを選択する。この時、ディスクの下に表示されるパーティションやボリュームではなく、ディスクを選ぶこと。
  10. First Aidを実行。これにより、拡張されたサイズまでパーティションマップが再作成される。
  11. そのディスクに対して、パーティション作成を実行し、現在のパーティションサイズを最大値まで増やす。
  12. 本当の最大値まで増やそうとすると、パーティションの拡張ではなく、再作成になるので初期化と同じ事になるので、少し手前まで。
  13. これで、マウント中のボリュームは拡張され、200GBから3TBに変更とされている。

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