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2023/08/23

Parallels Desktop スナップショット領域が開放されない時の対処

Parallels Desktop 上の仮想マシンのスナップショットを全て削除したにも関わらず、仮想マシンの .pvm ファイルサイズが減らず、メニュー > 構成 > 一般タブ でみるとスナップショットが残っている時、スナップショット領域を開放する方法を示します。具体的には次の画面のような状態です。


対処方法:

⒈ 仮想マシンをシャットダウンする

⒉ 仮想マシンファイル.pvmの場所を確認する

    Parallels Desktopコントロールセンターから、仮想マシンを右クリックし、Finderに表示で確認する。

⒊ ターミナルアプリを起動し、次のコマンドを入力する

    prl_disk_tool  merge  --hdd   "/Users/[アカウント名]/Parallels/[仮想マシン名].pvm/harddisk.hdd"

    仮想マシンの.pvmファイルの場所は、実行環境に合わせてください。標準的なインストールでは上記のようなフォルダです。

    仮想ディスクが複数ある時は、全ての.hddファイルに対しprl_disk_toolコマンドを実行します。

⒋ [仮想マシン].pvmファイルを右クリックし、パッケージの内容を表示する

⒌ Snapshot.xmlファイルを削除(ゴミ箱に入れる)

⒍ 仮想マシンを起動する

    しばらく真っ黒の画面が続くが、そのうちに立ち上がってくる。

⒎ 再度、仮想マシンをシャットダウンして、メニュー > 構成 > 一般タブでディスクの右横の「再利用」ボタンをクリックする

⒏ 仮想マシンを再起動後、シャットダウンする

⒐ メニュー > 構成 > 一般タブでディスクを確認する

    縮小されていたら、無事完了です。



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